令和2年度の自己評価を行いましたので、結果を公表致します。
自己評価対象・・・本園教諭              幼稚園型認定こども園  鷲宮幼稚園

令和2年度
重点的に取り組んだ内容
幼稚園の教育課程、自園の保育目標の内容を理解し、園児一人一人に寄り添った保育を行う。

以下の12項目を意識して、それらができる子になるよう保育にあたる。
①挨拶がきちんとできる子
②履物をきちんと揃えられる子
③他人を傷つけない子(心身ともに)
④人の物を取らない子
⑤ずるいことをしない子
⑥約束が守れる子
⑦我慢ができる子
⑧他人の悪口を言わない子
⑨正しい言葉遣いができる子
⑩生きとし生けるものをむやみに殺さない子
⑪自分を誇らない子(自慢をしない)
⑫やり始めたことは、最後までやり遂げる忍耐力が持てる子また教師は研修会などに参加し、保育の資質向上を心がける。

鷲宮幼稚園
保育目標
★自主・自立と協調の心を育てる
大切なことは、点数や成績をもとに将来を方向づけることではなく
その子なりに’自分の可能性に目覚めるような環境を整えてやり
さまざまな試行錯誤を繰り返しながらも、自分の目標に向かって
しっかりと歩いてゆける自主性を身につけさせる。
★心豊かな心情の育ちを見守る
仏教行事を通して「心」と「知恵」「慈悲」の芽生えを育むのがこの
園の仏教保育です。
「知恵」とは、単なる知識ではなく、すべての行為と思考を正しく導く仏の英知です。
「慈悲」は、他人の喜びを我が喜びとし、他人の悲しみを我が悲しみ
と思うこと、まさに「人間愛」であり、宗教情操の至高な境地です。

 

<評価項目達成及び取り組み状況>

評価項目 取り組み状況 結果
保育の計画性
1.園の教育理念・教育方針の理解
2.幼稚園教育要領の理解
3.教育課程の構成
4.指導計画の作成
5.環境構成
6.保育と計画の評価・反省
園の教育理念・教育方針を年度当初に教職員全員で確認し、教育理念・教育方針を考えながら計画を立て、保育にあたった。
また日々の反省会などで、保育の計画や
進行具合、反省を行い、他の保育者から
助言をもらったり、計画を見直しながら進めた。
3.3 
保育の在り方、幼児への対応
1.健康と安全への配慮
2.幼児のみとりと理解
3.指導と関わり
・共同作業者として
・あこがれを形成するモデルとして
・心のよりどころとして
・遊びの援助者として
・その他
4.保育者同士の協力・連携
視診・触診を心がけ、自分で判断できない場合は、周りの保育者に相談し、情報を共有するようにした。
またけががあった場合は、けがの状況やけがの具合を日々の反省会で報告し、気を付けなければならない点や場所を職員間で共有できるようにした。
年齢や発達に応じた関わりができるようにカリキュラムを立て、毎月見直しながら計画を立てた。

3.5

保育者としての資質や能力・良識・適正
1.専門家としての能力・良識・義務
  ・専門家としての能力
  ・良識とマナー
  ・専門家としての義務
2.組織の一員としての在り方
3.保育の楽しみ・喜び
4.まわりを感じ取れる感性・アンテナ
今年度はコロナ禍にあり、研修会への参加が難しかったが、専門誌を読んだり、経験のある保育者と情報を共有したりしながら、専門知識や技術を習得できるようにした。
またわからないことや関わりについて悩んだ時には他の保育者に相談し、自分自身の知識や技術を高めるよう心掛けた。
3.3
地域の自然や社会とのかかわり
1.地域の自然・人々とのかかわり
2.小学校との連携
3.地域への開放と支援
地域の方々に進んで挨拶をし、運動会等の前には手紙で周辺に住んでいる方に知らせた。
コロナ禍にあり小学生との関わりが持てなかったが、文書の交換をするなどして交流を図った。小学校との連絡会を行った。
2.8
研修と研究
1.研修・研究への意欲・態度
2.教師としての専門性に関する研修・研究
3.遊具・教材に関する研修・研究
4.園内の環境に関する研修
・研究
5.今日的課題に関する研修・研究
6.自らを高めるための学習

専門誌を読んだり、他の保育者と情報を共有したりして、得た知識や技術を保育に取り入れた。
園内環境の担当者が中心となり、園内の整備に努めた。
3
保護者への対応
1.情報の発信と受信
2.協力と支援
3.守秘義務の遵守
4.対応上のマナー・良識
5.クレーム対応
園児の様子を口頭や手紙等を発信して積極的に保護者に伝えていく。
 保護者からの話は、速やかに園長または主幹に相談し、情報共有する。知り得た内容は、幼稚園外に漏れないよう守秘義務を遵守する。
 3.5

*各項目最高ポイント5で評価。結果は総合ポイントの平均。

<今後取り組むべき課題>

項 目 課 題
1.保育の計画性 園の教育理念・教育方針の認識を徹底し、職員間で具体的に確認をし、共通理解を持って園児ひとりひとりに寄り添い、コロナ禍での制限がありながらも、その中でできるだけさまざまな体験ができるように計画を立てていく。
2.保育の在り方、幼児への対応 自身がモデルとしての姿を心がけて、クラスに関係なく園全体の園児の様子を把握し、保育にあたる。また日々の会議等を通して職員間の連絡を密に行う。
3.保育者としての資質や能力・良識・適正 今後もコロナ禍での保育が想定されるので、園児の健康・安全をしっかりと守りながら、保育していく。
園内外の清掃や整理整頓を心がけ、園児や教育に関する情報をたえずとらえ、保育に生かしていく。
4.保護者への対応 預かり保育担当者とも連携して、園児の園での様子を積極的に保護者に伝え、成長につながる関わりを、園と家庭とで協力して行えるようにしていく。
5.地域の自然や社会とのかかわり 地域の主な行事等を理解し、地域とのかかわりを積極的に持つようにする。
市の機関との連携を図る。
6.研修と研究 コロナ禍で研修会に参加することが困難になることから、自己研究を意識して取り組む。また研修会で得た情報は、職員間で共有したり、必要な内容は保護者にも伝える。